僕は今まで自分の写真に自信がなかった。
どーも、ゆー。です。
僕は初めて一眼カメラを持ってから7年くらいになります。
一眼カメラを買ったきっかけは歩いて日本一周した時、もっと綺麗に旅の記録を残したいからという理由でした。
最初はめちゃくちゃ感動したのを覚えています。
それはそれは鮮明で、解像度の高い一眼レフは本当に撮っていて楽しかったです。
そしてたくさんの人を撮りました。
出会った人は本当に絵になったんですね。
撮った写真も非常に喜んでもらえたので僕も満足していました。
それから旅も終わって自分がカメラマンを目指すとなった時に、当たり前ですが旅と同じ写真は撮れないわけです。
旅の間は1枚の写真にいくらでも物語を乗せることができたんですね。
でも「仕事」となった瞬間旅と全てが一緒にはならない。
じゃあ良い写真ってどうしたら良いんだろう?
何をもって良い写真になるんだろうってずっと考えてました。
そうやってモヤモヤしたままとにかくシャッターを切っていました。
1つの所にとどまると撮るものはモデルさんか、もしくは身の回りのものになってきます。
なのでとにかくそれを撮ってました。
そうするとわかってきたのが
「これってこんなに綺麗だったんだ」
とか
「この人のこんな一面もあるんだな」
という風に『ずっと過ごしていないと見えてこないもの』に興味を持つようになったんです。
でもある時、旅をしていた時にお世話になった方からこう言われたんです。
「ゆー。君は旅をしていた時の写真のほうが良かった。今は価値を感じない」
これを聞いて僕は凹みました。
そして数年この言葉に囚われることになりました。
もちろんその言葉もわかります。
旅の写真には普段撮ってるものより背景があり重みが違います。
でもどちらかと言うとジャーナル的な写真に近くて、写真のクオリティとか情景よりも「情報」の方が重きになるんです。
つまり一眼カメラで撮る必要もないんです。
だから「今」の僕はそこに価値を置いていないだけだって気づいたんですね。
写真を仕事にしたいと思って行き着いた所は
「表現者として生きたい」
でした。
そういう思いが全部出てきたので、自分の気持ちとか今の現状とか全部さらけ出すことにしました
死ぬほど悔しくて泣いた。 ついに貯金もクレカの限度額も底を尽きました。 年末あたりからもう本当にやばいなと思っていて自分の中での試行錯誤はずっと空回りしてました。 でもこれ以上何をしたらいいかわからない。 たくさん人とも会った 口コ…
白石 悠さんの投稿 2021年2月18日木曜日
この投稿で
「実はゆー。君の写真好きでした!」
って言ってくれる人がかなりいたことに驚きました。
ああ、なんだそれで良かったのかって安心したんですね。
「今の僕の写真を好きでいてくれる人を大切にしよう。それが今の僕だから」
そう思えたんです。
もっともっと目の前の人と向き合いながら、そして自分が一番好きな写真を撮っていく。
これからそれをやっていこうと思っています。