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どーも、ゆー。です。

今日はタイトルの通り「自然体」とはなんぞやって話なんですが

僕はよく人から

「ゆー。くんの撮る人は自然体だよね~」

って言われます。

自然体って聞くと「リラックスしてる」とかそういったイメージでしょうか。

ほぼそれで間違いは無いんですが、じゃあマッサージされてる人を撮ったらそれは自然体なのかと言われたらそれはちょっと違う気がします。

なので自分なりに自然体の定義を決めたんですが、それは

「何かの動作をしてる瞬間のこと」

です。

それは被写体となる人が

「愛しているもの(こと)に触れている瞬間」

が一番の自然体になる場面だと思っています。

今までの経験上どんなに写真撮られるのが苦手!と言う人でも、その人が何かに没頭してる瞬間は例外なく魅力的に撮れます。

なので、撮影の前にその人の仕事とか大切にしてる事とか聞くことって凄く大事なんですよね。

こういった自然体のものを「スナップ写真」と言ったりします。

写真って自然体のもの以外にどんな写真があるかって言ったら、よくあるのは「作品撮り」と呼ばれるもの。

モデルさんとかメイクさんとか関わってきて色々世界観を詰め込んだ写真のことを言います。

これは自然体とは違うよねって話。

でもこういうのもまた良いですよね。

いわゆる広告なんかで撮られるのはこういったものになります。

ウエディングで例えるなら

前撮りが「作品撮り」

披露宴が「スナップ写真」

ですね。

ちょっと脱線しましたが、僕が撮るPR写真なんかは作品撮りでもあり、スナップ写真でもあるわけなんです。

ちゃんと「魅せるための写真」を撮りつつ、「その人の自然な雰囲気」を写真に収めなくちゃいけない。

なんかよく分からなくなってきそうです。

でも、これが僕の中では心地よくて

「僕の世界観の中にそのままその人がいる」

ってイメージなんですね。

だから「ゆー。さんの世界観には合わない」って人はそもそも僕のところには来ることないし、お互い精神衛生上良いわけなんです。

もともと僕はカメラマンになろうと思ったきっかけの一つが

「写真ならあまり人とコミュニケーション取らなくて良いじゃん!」

って思ったことでした。

今思うとなんちゅう動機だって思いますが、本気で思ってました。

でもいざ写真を撮っていると

「いや、これまじでコミュ力ないと無理っす」

ってなったんです。

まじで甘い考えでした。

スタジオなんかにいるめっちゃテンションの高いカメラマンっていますよね。

でも僕はあれにはなれないなぁって思ったんです。

だからすごく話術がなくても自然な雰囲気でいれば目の前の人もリラックスしてくれるんじゃないかぁと思って今のスタイルに行き着きました。

まだこれがすべての答えになってるわけではないんですが、今後もその想いを写真に乗せていけたらと思っています。

ゆー。でした。

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