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どーも、ゆー。です。

あなたは『息の長い仕事』って聞いた時どんな仕事だと思いますか?

「肉体労働は年齢と共にできなくなっていくから、事務系とかクリエイティブ関係とか?」
って思う方も多いんじゃないでしょうか。

僕もそう思ってて、まぁカメラマンってそう言う意味では身体が衰えてもある程度は続けられる仕事でもあります。

でもクリエイティブだからって理由だけで生き残れるのかって言ったらそうでもないんですね。
僕がプロのカメラマンになると決めた時に「撮影の実績が欲しいな」と思って某出張撮影サービスに登録したことがありました。

お客さんがカメラマンを指名することもありますが、基本空いてるカメラマンが受注するというシステム。

毎回気合を入れて撮影に臨んでいた訳ですが、お客さんは基本的に「この会社のカメラマンが来てくれた」っていうスタンスなんですね。

「こんにちはー!今日はよろしくお願いします!」
「はい、よろしくお願いします」
から始まり
撮影が終われば
「はい、お疲れ様でした!またよろしくお願いします!」
「はい、どーもー」
っていう、何か流れ作業的なものを感じたんです。

あれ?僕がやりたかったのってこれだっけ。。。?って。
もちろん仕事は精一杯やるし、喜んでもらえたら嬉しいわけですが。

でもそれに違和感を感じた僕は
「是非ゆー。さんに撮ってもらいたいです!」
って言われるようなカメラマンになりたいって思うようになりました。

それをする為にはスキルを上げる事だったり、サービスの質を上げる事だったり、商品を作っていく事だったり様々です。

でもどんなにスキルを上げてもマーケティングを勉強しても何か上手くいかないんです。
お客さんに満足はしてもらえないし、上手く自分の伝えたいことも伝わらないし、そもそも撮影依頼が来ないし。(爆)

なんやねんって思ってました。
やさぐれた時期もありました。

で、ある時奥さんと2人で写真を撮ってもらいたいと思うことがあったんですね。
カメラマンやっててお恥ずかしながら人から撮ってもらうって事がほぼなくて。。
その時に初めてカメラマンを探したんです。

Google先生で
「福岡 カメラマン」

「福岡 カップルフォト」
などで調べたら、まぁ出るわ出るわ大量の写真館と出張撮影サービスと個人のカメラマンが!!

いや、ここから選ぶん。。?
それだけでしんど。。
って感じました。

結果そこから選ぶことはなく、セルフで撮ることにしました。
でも実は色々探した中で「この人なら撮ってもらってもいいかな」って思った人がいたんです。(謎の上からですが)
それは「自分の価値観を文字に起こしている人」でした。

その人が何を大事にしていて
どんな雰囲気で
どういったことが好きなのか
そこに共感して「この人なら」と思ったわけです。

もちろん最低限のクオリティや実績の担保も必要なんですが。。

でも「価値観が近い人」は中々離れることはないんです。
むしろ撮影がライフワークになっていくんですね。
髪を切るのと一緒です。
「撮影をしないとモヤモヤする」っていう感じ。

それってつまりですね
「息が長い仕事」
ってことではないでしょうか?

それに気づいてから僕は自分の価値観はちゃんと文章にしないといけない。
むしろ文章にしないと大多数のカメラマンに埋もれるんだと思うようになってブログを書くことにしました。

「価値観に価値を感じてお金を払う時代」
そう言うとなんだか不思議ですよね。

ただこのやり方って結果が出るのが非常に遅く、めちゃくちゃ長い目で見ないといけない訳ですが、長く仕事をやって行く上でとても大事なんじゃないでしょうか?

あなたはどうでしょう?
安く撮ってもらえたらいいですか?
それともそれなりのお金を払っても価値観の合うカメラマンにいい写真を撮ってもらいたいですか?
そこに正解はないのですができたら後者がいいなと僕は思ってます。

「カメラマンだから」ではなく「ゆー。さんだから」と言われるよう、これからも日々精進していきます。

ゆー。でした〜。

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